【PJCS2022予選24位&56位】ディアザシメタモン ~無限サイチェン編~

目次

 

こんにちは。INFP (@INFP_poke)です。PJCS2022予選24位&56位の構築を紹介します。

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ライブ大会はインターネット予選を勝ち進んだ150人中63位でした(WCSに行けるのは50位以内なので横転)。構築は強かったけど俺が弱かった...

 

採用理由

相手に行動させないことを最重要視してます。相手の行動によって自分の行動の正解が変わってしまうのはジャンケンと同じだから、50%以上で相手に行動させない方が強いです。具体的な方法は先制して一撃で倒す、眠らせる、影踏みで交代を封じる等。そのため命中率よりも威力や効果を重視する傾向があります。

また一匹一匹の強みを最大に活かすために、ダイマックスアタッカー、サポート特化、非ダイマックスアタッカーというように一匹一匹の役割を明確にします。このような役割分担の弱点は相手に合わせてダイマックスを選べないことですが、伝説のダイマックスアタッカーは技範囲が広いため相手に合わせる必要が基本的にありません。ダイマックス前提のポケモンダイマックス中に相手を倒しきれなくても弱いですが、それもサポート特化のポケモンで解決できます。

相手に合わせてダイマックスを選ぶような構築は選出ジャンケンだったり、ダイマックスしてもしなくても微妙といった弱点があるため自分は得意ではないです。

 

まずダイマックスアタッカーを決めます。

  • 高火力広範囲で多くのポケモンを一撃で倒せる
  • 素早さが低くはない
  • 2大高火力技の、巨獣斬、潮吹きに耐性がある
  • 威嚇で簡単に火力が下がらない

上記の条件を満たすのはカイオーガパルキアディアルガの3択でした。

カイオーガ

  • 雨降らしで初手から火力が非常に高い
  • ダイマックスしなくても潮吹きが範囲攻撃かつ反動無しで強すぎる
  • 一般ポケモンのゴリランダーやレジエレキに倒されやすく、トリトドンがいるだけで最高火力のダイストリームが使えない

パルキア

  • 速い
  • 一般ポケモンに弱点を突かれにくい
  • 2回目以降のダイストリームはカイオーガ並みの火力
  • ザシアンのじゃれつくをダイマックスしても耐えない可能性あり

ディアルガ

一長一短ですが好きなのでディアルガを選びました🤗

 

次にサポート特化としてゴチルゼルを選びました。

  • 影踏みで最大のジャンケンである交代を封じることで確実に勝てる
  • 特に限られたダイマックスターンを確実に活かせる
  • 技もサポーターとして最高級
  • 命中率が低い代わりに特性が強いドーブル

 

ダイマックスアタッカーはザシアンです。

 

2体目のザシアンとしてメタモンも採用。

  • ふとうの剣が2回発動して持ち物自由だからコピーさえ成功すればザシアンより強いザシアン
  • ダイジェット等の能力上昇にも強い

 

先制して倒すためにはS操作も重要です。速い相手と遅い相手の両方に勝つためにトリックルームを選択。速い相手には自分からトリックルームを貼り、遅い相手がしたトリックルームは元に戻せます。トリックルーマーはポリゴン2を選択。

  • 進化の奇石で耐久が高いため優先度が低いトリックルームも確実に使える
  • 最強技のサイドチェンジ
  • 自己再生で多くのポケモンに1対1でも勝てる
  • 他のポケモンに一貫するアストラルビット無効

 

上記の5匹だけでは勝てない弱点保険ソルガレオ、晴れリザードン、黒バドレックス等に強いヤミラミで完成。

  • 悪戯心+黒い鉄球トリックで弱点保険ソルガレオ、晴れリザードン、黒バドレックス等の強みの持ち物や素早さを対策
  • 最強技のサイドチェンジ
  • 猫騙し無効

 

個別紹介

おくびょうCS・・・耐久伸ばして受けるダメージを減らすよりも、火力と素早さを伸ばして受けるダメージ無くす方が強い(行動させないことに繋がる)。ディアルガの場合は耐久伸ばすよりも、素早さ伸ばして先制でダイスチルかダイアースかダイドラグーンをした方が受けるダメージを減らすこともできる。90族ミラーや最速フシギバナ対策で最速。

プレッシャー・・・PP減少に加えてS判定も可能。味方を巻き込む技が構築に無いのでテレパシーは不要。

いのちのたま・・・ダイマックスしたときに最も倍率が高い持ち物。

ときのほうこう・・・タイプ一致かつ最高火力。特にドラゴン伝説やトリトドンに有効。ドラゴン技は他にもあるがダイドラグーンの威力重視。ダイマックスしてないときも複数回攻撃することは少ないので一回の威力が高い方が良い。

てっていこうせん・・・タイプ一致。特に白バドレックスやフェアリータイプに有効。防御アップも強力で特にポリゴン2との相性が良い。はがね技は他にもあるがダイスチルの威力重視。ダイマックスしてないときも複数回攻撃することは少ないので一回の威力が高い方が良い。

ふぶき・・・ランドロスグラードンモロバレル、あられ以外の天気、きあいのタスキ等の対策。こおり技は他にもあるがダイアイスの威力重視。あられを降らせればダイマックス後も必中。ランドロス+イエッサン等に対してダイマックスせずに吹雪くこともある。

だいちのちから(諸説)・・・はがねタイプやガオガエン等の対策。特防アップも強力で特にポリゴン2との相性が良い。ディアルガミラー・シュカの実以外のガオガエン・雨下のザシアン等を重視してダイアースを選択したが、ドータクンカミツルギナットレイ等を重視してダイバーンの方が良いかもしれない。

ようきhdS・・・耐久伸ばして受けるダメージを減らすよりも、素早さを伸ばして受けるダメージ無くす方が強い(行動させないことに繋がる)。きあいのタスキでも耐久は補える。ダウンロード対策でディアルガゴチルゼルの特防の合計が防御の合計よりも高い調整。

かげふみ・・・採用理由。

きあいのタスキ・・・サポーターは基本きあいのタスキが一番強い。弱い攻撃を複数回耐えるメリットよりも、強い攻撃で一撃で倒れるデメリットが大きいため。

さいみんじゅつ・・・相手に行動させない最強の技。60%でもジャンケンより強いし、2回撃てば84%。きあいのタスキかつ最速だから2回以上撃てることは多い。何故か嫌う人も多く戦意喪失による降参や切断も期待できる。

てだすけ・・・てだすけ+ディアルガorザシアンでほとんどのポケモンを一撃で倒せる。ゴチルゼルへの縛りや猫騙しの対策にもなる。ディアルガとザシアンの素早さを活かせる。

ねこだまし・・・1ターン目のみであるが相手に行動をさせない。相手の猫騙しも防げる。

サイドチェンジ・・・最強の技その2。主な役割はアタッカーへの縛りの解除だが、守るや交代と異なりアタッカーが縛られているターンにも攻撃できるため相手に行動させないことに繋がる。守るや交代とは異なりダイマックスターンも無駄にならない。ゴチルゼルへの縛りや変化技も防げる。一見するとジャンケンのような技だが上記のように行動させないことに繋がるし、覚えてない可能性もあるため読まれにくくジャンケンよりも強い。さいみんじゅつ程ではないが戦意喪失による降参や切断も期待できる。

ようきAS・・・耐久伸ばして受けるダメージを減らすよりも、火力と素早さを伸ばして受けるダメージ無くす方が強い(行動させないことに繋がる)。ザシアンミラー対策で最速。

きょじゅうざん・・・タイプ一致かつ最高火力。ダイマックスポケモンに2倍なのも強すぎる。

インファイト・・・はがねタイプやガオガエン等の対策。一撃で倒したいので聖なる剣よりもインファイト

ワイルドボルト・・・巨獣斬でもディアルガでも倒しにくいカイオーガやホウオウ等の対策。カイオーガは火力高い上に範囲攻撃してくるため先制で一撃で倒したく、ホウオウは自己再生まであるとポリゴン2でもTOD負けするためザシアンで倒す必要がある。リザードンとかも倒しやすい。

まもる・・・ダイマックスで耐久を上げられないアタッカーであるため縛りの解除は重要。

なまいきHD・・・威嚇やメタモンミラー等の対策で最遅。威嚇後に変わり者が発動することで攻撃ダウンをリセット。メタモンに変身すると他のポケモンに変身できなくなり、変身したメタモンに対しては変身できないため、同時にメタモンを出すと速い方は変わり者が発動して一生メタモンで、遅い方は変わり者は発動しないがメタモン以外に技で変身できる。ダウンロード対策で特殊耐久重視。

せんせいのツメ・・・変身したポケモンには60%(有利な確率)で先制する。加えて他にも20%で先制する。こだわりスカーフとは異なり自由に技を選べる。耐久と素早さは鬼火、トリック、ダイマックス技の追加効果等でも補える。せんせいのツメ有る方が勝率高いから、せんせいのツメ無しで勝とうとする方が運だけ。そもそも陽気ASザシアン等に対しては持ち物に関係なくメタモンの方が勝率が高い。

なまいきHD(諸説)・・・最遅ではない白バドレックス等にトリックルーム下で先制するため最遅。物理にはサイドチェンジや鬼火が強いため特殊耐久重視(潮吹き、ワイドフォース等サイドチェンジが効かない範囲攻撃は特殊の方が凶悪)。しかし物理耐久重視であればライブ大会で一つ負けが勝ちになってWCSに行けた可能性があった...

トレース・・・威嚇や不思議な守り等の防御系の特性をトレースしたい。イカサマの火力よりも高耐久と変化技が重要であるためアナライズは不要。

イカサマ・・・サポーターではあるが一つでも攻撃技があることで高耐久と自己再生と合わせて多くのポケモンに1対1で勝てる。悪タイプに技だから無効にされるタイプと特性が無いのも強み。バドレックスやソルガレオヌケニン等に特に有効。

じこさいせい・・・高耐久とイカサマと合わせて多くのポケモンに1対1で勝てる。ダイスチルとダイアースとの相性も良い。味方へのサポートの回数も増やせる。

トリックルーム・・・採用理由。

サイドチェンジ・・・ゴチルゼル同様。

おだやかHD・・・ポリゴン2同様の特殊耐久重視。トリック後に非トリックルーム下でイカサマで先制したいこともあるため素早さは下げていない。素早さ下げていなくても黒い鉄球があればトリックルーム下での白バドレックスには先制可能。

いたずらごころ・・・トリックと鬼火で先制したい。

くろいてっきゅう&トリック・・・採用理由。他のS操作との違い等は下記の通り。

  • トリックルームとは異なり優先度が高い
  • 先送りとは異なり次のターン以降に他の行動をしても効果が続く
  • 後攻の尻尾と満腹お香とは異なりトリックしたターンから効果がある(ダイウォールが無いディアルガには重要)
  • パワーアンクル等のパワー系とは異なりドータクン等の浮遊や飛行タイプに地面技が当たる
  • 弱点保険の発動を防いだり、きあいのタスキを逆利用することも可能
  • トリックルーム下でヤミラミ自身が白バドレックスに先制してイカサマすることも可能
  • 相手に持たせた黒い鉄球は変身には影響しないためメタモンとの相性も良い

イカサマ(諸説)・・・バドレックスやソルガレオ等の対策。タイプ一致技でもある。黒い鉄球を持っていればトリックルーム下で弱点保険が発動した白バドレックスに先制して一撃で倒せる。弱点保険+白の嘶き+手助け+イカサマでダイマックス白バドレックスも一撃。しかし白バドレックスに対しての選出は少ないし、トリックや鬼火でも黒バドレックスやソルガレオには有利なため他の技でも良いかも。

おにび・・・先制技+弱点保険ソルガレオにはトリックでは勝てないため鬼火が必要。ソルガレオ以外の物理アタッカーにも有効。味方に撃って眠り等も防げる。相手の火傷は変身には影響しないためメタモンとの相性も良い。

サイドチェンジ・・・ゴチルゼル同様。

ねこだまし(不採用)・・・ゴチルゼル同様だが、他の変化技にも悪戯心による優先度があるしヤミラミには相手の猫騙しは無効なため不採用。イカサマと選択。

てだすけ(不採用)・・・ゴチルゼル同様だが、他の変化技にも悪戯心による優先度があるしヤミラミの仮想敵は高耐久は少ないため不採用。イカサマと選択。

さきおくり(不採用)・・・黒い鉄球トリックした後、トリックルーム下、トリックが無効なザシアン等にも可能なS操作。黒い鉄球トリックの方がメリットが大きいと判断して先送りは不採用にしたが両立しても良いかも。イカサマと選択。

 

基本選出

初手 ディアルガ&ゴチルゼル

後発 ザシアン&ポリゴン2

下記の条件A~D次第でゴチルゼルヤミラミに、ポリゴン2メタモンに。

条件A:「ソルガレオ&速い弱点保険起動役」「日照り&リザードン」「黒バドレックス」等に対してはゴチルゼルではなくヤミラミ

条件B:「ザシアン」に対してはポリゴン2ではなくメタモン

条件C:「イエッサン&黒バドレックス」等に対しては条件Aを無視してヤミラミよりもゴチルゼル。ただし「イエッサン&ソルガレオ&速い弱点保険起動役」等には条件Aを優先してゴチルゼルではなくヤミラミ

条件D:「ヌケニン」「追い風相手にヤミラミを選出する場合」等に対してはザシアンがいるとしても条件Bを無視してメタモンではなくポリゴン2

 

ライブ大会の結果

1戦目 めるへむさん

相手

構築 カイオーガ/ザシアン/ヌケニン/化身トルネロス/霊獣ランドロス/イエッサン♀

初手 霊獣ランドロス&イエッサン♀

後発 ザシアン&ヌケニン

自分

初手 ディアルガ&ゴチルゼル

後発 ザシアン&ポリゴン2

初手このゆびとまれ&ダイアースを想定してサイドチェンジ&ふぶきを選択したが読まれてディアルガが何もせずに倒されてしまう。しかし威嚇をトレースして催眠術を2回当ててダイマックス無しで逆転勝利。対戦前に相手のブログを覗こうとしたら非公開にされていたこともあり色々な意味で横転した。

 

2戦目 りんたろう

相手

構築 ザシアン/黒バドレックス/フシギバナ/カメックス/化身ボルトロス/ガオガエン

初手 フシギバナ&ガオガエン

後発 黒バドレックス&ザシアン

自分

初手 ディアルガ&ヤミラミ

後発 ザシアン&メタモン

ヤミラミの初手サイチェンと黒バドへのトリックが大活躍で勝利。 #キムラのヤミラミ

対戦の内容は良かったが相手のツイートがキツイ😅

mobile.twitter.com

 

3戦目 ぷりずむさん

相手

構築 グラードン/ザシアン/フシギバナ/ドータクン/化身ボルトロス/ガオガエン

初手 フシギバナ&ドータクン

後発 ザシアン&ガオガエン

ガオガエンが出る前に負けたが対戦後から相手から教えて貰った

自分

初手 ディアルガ&ヤミラミ

後発 ザシアン&メタモン

初手グラードン引き眠り粉一点読みでフシギバナにトリック&ダイスチルをするが、キョダイベンタツ&トリックルームで負け。ドータクンにトリック&ダイアースするべきだった。ジャンケンを避けることを重視した構築だが、それでも苦手なポケモンが複数いるとジャンケンは避けにくい。ドータクンが多いならばダイアースをダイバーンにするべきかもしれない。少なくともライブ大会でダイアースが必要なことは無かった。6戦中最も一方的に負けた対戦だが放送されてしまった。

www.youtube.com

3:30:28

 

4戦目 ねくさすさん

相手

構築 カイオーガ/イベルタル/原種ライチュウ/原種サンダー/ヌケニン/カミツルギ

初手 イベルタル&カイオーガ

後発 ヌケニン&カミツルギ

自分

初手 ディアルガ&ヤミラミ

後発 ザシアン&ポリゴン2

準優勝者。ゴチルゼルは初手ライチュウ&カイオーガだと猫騙し&ダイストリームに弱いためヤミラミを選出。こだわりスカーフイベルタルイカサマ&ヌケニンポルターガイストでザシアンが倒されてからカミツルギを止められなくて負け。こだわりスカーフをあられのダメージの順番を見逃さずに気づけばサイドチェンジでザシアンが倒されるのを防いで勝てたかもしれない。もしくはポリゴン2が物理耐久重視であれば最後のカミツルギの聖なる剣を耐えて勝てたかもしれない。少なくともライブ大会で特殊耐久重視で良かったことは無かった。

 

5戦目 ユウさん

相手

構築 カイオーガ/ザシアン/ガブリアス/エルフーン/ガオガエン/ゴリランダ―

初手 ガブリアス&カイオーガ

後発 ガオガエン&ザシアン

自分

初手 ディアルガ&ゴチルゼル

後発 ザシアン&メタモン

初手にダイマックスガブリアスを一撃で倒すが催眠が外れて猫騙し読みも外して不利になる。しかし代わりに根源の波動も外れて最後はメタモンとザシアンの同速を制して勝利。インターネット予選のときにボーダー予想の相談をしたこともあり色々お話しできて良かったです。

 

6戦目 わいぽんさん

相手

構築 グラードン/ルナアーラ/リザードン/ピッピ/ガオガエン/レジエレキ

初手 ピッピ&ルナアーラ

後発 グラードン&リザードン

自分

初手 ディアルガ&ヤミラミ

後発 ザシアン&ポリゴン2

きあいのタスキピッピ&ルナアーラに重力催眠連打される。しかしヤミラミが最速起きからのグラードンに鬼火を当ててチャンスが生まれる。結局キョダイマックスリザードンワイルドボルトで倒しきれずキョダイゴクエンでポリゴン2は倒されて負けたが、ルナアーラからリザードンに交代したときにイカサマをしていれば倒せていた。イカサマしても月の光で回復されるから意味無いと思って鬼火してしまった。もしくはポリゴン2がサイドチェンジしてキョダイゴクエンをザシアンで受ければ勝てたかもしれない。交代したターンのサンパワーの反動+ワイルドボルト+キョダイゴクエン後の命の珠の反動+サンパワーの反動でキョダイマックスリザードンは倒れるため一回避けるだけでポリゴン2は生き残る。

 

今後の活動について

ライブ大会で一つでも負けが勝ちならWCSに行けました。そして3敗中2敗はサイドチェンジをしていれば勝てた可能性がありました。これまでのプレイングを悔い改め、今後はより一層サイドチェンジをしていきたいと思います。